2023.02.23

戦争とパン屋さん

目次
1│ドイツの家族を想う
2│インフレでピンチ、ドイツのパン屋さん
3│まとめ

1 ドイツの家族を想う

ロシアのウクライナ侵攻から、もうすぐ1年になろうとしています。
戦火の外でも、世界中で混沌とした時間が流れています。
中でもEUROは隣り合わせに位置するので、影響を
受けている国も多いことでしょう。
私達にはドイツに親戚がいますので、ニュースを
観てはドイツの家族たちはどうしているのだろう
と想うこともあります。

ドイツ ニュルンベルク城 街並み

2 インフレでピンチ、ドイツのパン屋さん

2022年9月のドイツのインフレ率は10%と1951年
以降最悪の数値に達したと言う事でした。
牛乳は1.5倍、ガス代は2倍に!
※因みにアメリカでは牛乳1L5ドル!(1ドル≒134円)

牛乳値上げの主な理由は、生産者価格、つまり
農家にかかる電気代、トラクターに使う軽油、
飼料価格の上昇にあります。
 
ガス代高騰については、ご存知の方も多いと
思いますが、2022年8月に完全停止した
ロシアからのガス供給にあります。
ガスは1年前に比べると7倍近い上昇率です。
『パン屋さんはブレッツェルを10ユーロ以上で売らないと作れない』
『閉めなきゃならないパン屋さんはいっぱいよ』
とは、お友達からの話。
 
日本でも他の国ほどではありませんが、
何かと値上げ続きで(;´д`)トホホ、ですね。
でも反面、この数字を見ると、日本経済の安定を
改めて感じていると言うこともあります。

5年前にドイツへ行った時に出会った、
美味しいパンと素敵なお店の数々は、
まだ健在なのだろうか…

3 まとめ

クリスマス前にスイスへ帰国する友人に、ドイツ
の親戚へのシュトレンを託けました。
数日後に届いた親戚からのメールには、家族揃っ
てクリスマスを過ごしている写真がありました。
子供達はすっかり大きくなり、大人達はちょっぴ
り歳を取りましたが、その変わらない笑顔に
ホッとしました。